2009年01月18日

投げ出すな!! 高橋名人の冒険島



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 子供達のカリスマ、高橋名人がついにファミコンソフトに
なって登場した。
1986年にハドソンから発売された、高橋名人の冒険島。
実はこのソフト、オリジナルではなくセガからアーケードゲーム
として出されたワンダーボーイの移植作でもある。

 ハドソンという会社は、ファミコン創世記から意欲的にソフトを
発売していたが、実は移植モノが多い。
それでもヒット作が多いところを見ると、ゲームの中身をしっかりと
評価する目があったということではないだろうか。

 しかし逆に言えば、オリジナリティーの弱い会社だったとも
言えるかもしれない。 何せ今となってはボンバーマンと桃鉄に
依存しきっているような会社となってしまっている。
PCエンジン創世記での意欲的なソフト開発は今となっては成りを
潜め、当時のファンであった者からすると、寂しい思いに駆られる。


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 ゲームとしては、オーソドックスなアクションゲーム。
オノで攻撃しつつ、ジャンプや奪取で敵や障害物をかわしつつ
ゴールへ向かえば見事クリアとなる。
4つのステージで1ワールドとなり、全8ワールドが舞台。

 高橋名人を無理やりこじつけた割には、なかなか上手く世界観と
マッチしているのは、ハドソンのセンスなのだろう。
そんな一見楽しげな雰囲気のこのゲーム、実はファミコン至上最高
難易度級のゲームということは、意外と知られていない。
元々がアーケードのゲームであり、当時はクリア出来ればギャラリーが
できるくらい尊敬されたそんな時代。

 子供のカリスマを持ってきた割に、子供程度の実力では到底クリアは
することが出来ない難易度をそのまま移植したのは、高橋名人からの
挑戦状なのか。 それとも、完全移植にこだわったのか。
今となっては、当時の理不尽なまでの難易度が印象深く残り、
記憶に強烈に焼きついている。

 ゲームセンターCXで紹介されたのは記憶に新しいが、その際に
ADがロケハン失敗したほどのゲーム。
課長の有野は当然ながらクリアは出来ず、ADが28時間かけて
やっとエンディングを見ることができたそうだ。
後半のステージが鬼のように難しい。 
 自分も当時の思い出をたぐりつつ、20年以上ぶりにプレイして
みることに。


 ◇ ◇ ◇ ◇

 
 やってみて強烈に思い出した。名づけて意地悪ゲームだと!!
基本行動にBボタンでの「ダッシュ」があるのだけど、意地の悪い
敵を避けるのにはダッシュが有利であったり、ジャンプ力を得るため
にも「ダッシュ」は頻繁に使わなければならない。
 しかし、そのダッシュやジャンプに嫌らしいほど罠を仕掛けて
いるのがこのゲーム。 人間の行動パターンを先読みして置いた
としか思えない障害物や敵の存在。
 当時は、他にも多数の理不尽なゲームは存在したが、なぜに
そこまでする必要が!? と思わせるほどの悪辣ぶりに、何度も
汚い言葉を吐きつける。「ふざけんな!! ちくしょう!!」
我慢の練習にはもってこいのゲームかもしれない。(笑)


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 転がってくる岩の影から蛇が炎を吐いてくるの図。
 しかも蛇は岩で守られている意地悪さ。


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 後半の面だが、大量のクモが行く手を阻む。


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 大量のタコが跳ねながら、トビウオが飛び掛るの図。


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 一発死の炎の間を、ジャンプで縫うように抜けていく。


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 ワールド8−3をやっとの思いでクリアの図。
 ゲームセンターCXのADは、このステージだけで9時間も
 かかったそうだ。
 後半にある、連続リフトジャンプ中にコウモリが3匹潜む
 本ゲーム最高難易度の場所でもある。


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 ようやく最後のボス「キュラ大王」


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 各ワールドのボスは基本同じではあるのだけれど、このキュラ大王
 は、ラスボスだけあって素早く硬かった。やっと首が飛んだ!!


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 ゲーム開始から9時間で、やっとクリア。
 正直、2度とやりたくない。(笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


 難しい場面で詰まるたびに、敵や障害物のパターンを覚えたり
パターンを試行錯誤して、どうにか進められるようにと一生懸命に
なって頑張った。 ただのゲームとはいえ、大人になった自分に
とっては頭の体操として今でも十分楽しい。

 この時代のゲームというのはまだハードも貧弱ゆえに、物語性に
感動するのではなく、自分の力で頑張って得られる「エンディング」
という努力の証が何よりも感動する要素だ。
難しければ難しいなりに、喜びも大きい。

 人生においてふとある、そんな教訓めいた物事を知る機会を
ドット絵とピコピコ音が子供に与えてくれていたと考えると、
表現力なんてものは、意外とゲームにとってはサブ的なモノ
なのかもしれないと思える。 たまにはこんな懐古心をよみがえら
せてみるのも悪くない。 (´ー`)y−~~



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posted by び〜えむ at 07:40| Comment(8) | 高橋名人の冒険島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ。
このクモが2匹で上下してるやつが大嫌いです。
武器があればなんてことないんだけど、やられてしまうと攻撃できなくて通れずジ・エンド。

海のステージもリフトからゴールの陸地にジャンプするとなぜか着地地点に炎があったりとか。落ちるかどうかのぎりぎりで着地、すぐジャンプで抜けたけどあんなの狙ってできるもんじゃないよ。

一人で9時間クリアは尊敬しますよ
Posted by もっくる at 2009年01月18日 19:53
おいらの当時のハドソンのイメージは、とっつきやすいんだけど深みに欠ける感じでした。
ただ、シューティングやアクションゲームは楽しめるものが多かった気がします。
でも、コナミや現バンナム、カプコンあたりとこんなに差がつくとは当時は思いもしませんでした。

子供ながらにコナミにはセンスを感じ、現バンナムには遊びやすさを、カプコンはロックマンって感じでしたが(笑)。


あの当時にお年玉を貯めて株券買ってたらなぁ…
Posted by ポコペン at 2009年01月18日 22:49
>もっくるさん
 嫌らしい配置で、むかつく死に方が多いですよね。
後半の特にワールド8は、イライラ棒のような
ミスが出来ないゲームとなってます。^^;
 実は、はじめるときは3時間くらいかなって
舐めた事考えてましたよ。
9時間かかって終わったときには、朝日が昇って
ましたからね。(笑)

>ポコペンさん
 各会社にブランドと言うか、個性がありましたよね。
ハドソンはやっぱりシューティングのイメージが
強いです。
カプコンはロックマンですもそうですけど、硬派な
アクションが多かったですよね。
魔界村もそうですし、戦場の狼、戦いの挽歌、
ストライダー飛竜なんてのもありました。
今では対戦格ゲーな感じですけどね。
Posted by びーえむ at 2009年01月18日 23:27
高橋!
お疲れ様です。

俺も凄く苦労しました。

3匹目の蜘蛛と三連蝙蝠は極悪ですね。
あと蜘蛛超えた後に絶対に取ってしまうなすび。

攻略サイトとか見てなかったので、ミルクあるの知りませんでした。

懐ゲー好きで良くやりますが、このゲームが今のところ一番難しく、アツクなったゲームでした。

Posted by ゆうゆう at 2009年02月04日 08:42
>ゆうゆう君
 ゆうゆう君もクリアしたんだぁ。
結構根気いるゲームだったよね。
自分的には、3匹のクモのところよりも、8−2だったかの
海のステージがキツかったよ。
トビウオが判定でかいから、避けるパターン作るのが
大変だった。。。
ジャンプ意外に下をすり抜けるっていうのをやらないと
かなりの運だよりになっちゃうんだよね。^^;
でも、頑張れば何とかなる難しさだったから、なかなか
面白かったね。
Posted by びーえむ at 2009年02月04日 14:39
びーえむさん、こんばんは。スロのブログの方ではお世話になってます。それにしてもなつかしいゲームですね。でもこれ、難易度がハンパじゃなくて、当時挫折した人が多かったように思います。

しかしクリアまでされるとは、正直すごいと思いました。パチの立ち回りもそうですが、ホント頭が下がります。あと写真はエミュではなく実写なのもいいと思います。ドラクエ応援してます。
Posted by りょう at 2009年02月10日 20:17
>りょうさん
 そうですね。やり始めてから後悔しました。^^;
3時間くらいで終わると思ってましたから。(汗)
でも、ヤリガイあって面白かったですよ。

 お店に置いているファミコンで実際にやってますから
画像もそれを撮ることになりますね。
お店が暇な時に、シコシコとファミコン頑張ってます。
応援ありがとうございます。^^
Posted by びーえむ at 2009年02月11日 03:34
このゲーム難しいのよな?
当時、やってたんよ♪
小学生の思い出だよ。
Posted by 薮内雅明@てんてん at 2016年02月26日 20:24
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