2009年11月17日

壮大な肩透かし アトランチスの謎


091117_2058~01.JPG



人気ブログランキングへ




 マイナーゲームが続いてしまったので、ここらへんで有名どころ
を書いてみようと思い、チョイスしてみたのがこのゲーム。

 アトランチスの謎は、1986年にサン電子から発売された
アクションゲーム。
このゲームが発売された頃には、すでにスーパーマリオブラザーズ
が世を席巻しており、二番煎じ感は否めないところだが、しかし
マリオ超えを狙うべく開発されたソフトだということで、
コンセプトのアトランティス大陸を思わせるステージ構成や、
そのステージ数などを見る限りでは、なかなかの意気込みを
感じさせてくれる。

 タイトルにもある、「謎」とは一体何なのか?
追って、書いていこうと思う。

 ちなみにアトランティスでは無く、「アトランチス」としている
のは、狙っていたのかそれとも単純に間違えたのかも、この
ゲームの「謎」のひとつだ。(笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


091117_2059~01.JPG

 ゲームをスタートすると、まずは気球から飛び降りるキャラに
目を引く。 彼の名は「ウィン」。
ウィンを操作し、捕らわれた師匠を見つけるべく広大な
アトランチスの舞台を冒険する。


 さて、彼が出来る行動は、武器である「ボム」を投げること。
飛んでいる敵には当てただけで倒せるが、それ以外は基本的には
時間差での爆発で倒すことになる。
これが意外と大変で、敵も動いている上に爆風は自分も当たると
死んでしまう。 慣れるまでには少し時間が掛かる。

 そして、このゲームを難しくしているもう一つの要素が
「ジャンプ」だ。
スーパーマリオで慣れてしまった人には必ず鬼門になると思う。
このゲームでは、基本的にジャンプ中は操作することができない。
ようするに空中制御が出来ないのだ。
ジャンプの距離が3パターンくらいあり、ジャンプしたらあとは
見守るのみとなる。 要するに飛んだ時点でミスしたらもう
取り返しがつかないことになる。



 そしてもう一つ、このゲームを難しくしている要素。
それは、ステージとステージを結ぶ「扉」の謎だ。
おおよその場合、ステージを進んでいけばその先には扉があり
そこに入ることで次のステージに進むことができる。
しかし、このゲームではそんな与えられた進み方では、クリアは
到底出来ない。

 何も無いところでボムを爆発させることで現れる、「隠し扉」や
落ちたら死んでしまう穴に、あえて飛び込むことで入った事に
なる「穴の扉」もある。
さらには、何も無いところで死に、画面外へ落ちていくところで
入ることが出来る「自爆扉」もあり、これらを知らないと一生
行けないステージもある。
ようするに、こういう要素もこのゲームの「謎」というわけだ。
まるで投げっぱなしの謎に、プレイヤーは頭を抱えることとなる。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 このゲームをクリアする場合、基本的にはルートは様々で
好きなように進めればいいのだけれど、今回は実現可能な最短の
ルートで進めて行きたいと思う。 自分の場合は、

 1 → 2 → 3 → 6 → 8 → 10 → 4
 → 25 → 41 → 94 → 97 → 100
 
 と進めることに。



091117_2101~01.JPG

 ステージ3。
 矢印のところが、先ほど書いた穴扉。
ここに落ちることで、ステージ6へ進むことができる。
分かっていてもなかなかに飛び込むには勇気が要る。



091117_2111~01.JPG

091117_2121~01.JPG

 ステージ6でアイテムの「ブーツ」取り、ステージ10へ。
このステージ10では、クリアに必要不可欠なアイテム「無敵」
を取らなくてはならない。(星マークが無敵)
雲に乗ることが出来るブーツが無いと取ることが出来ない。

 しかし、このステージは慣れないと相当に難しい。
ジャンプを制御できないのに、画像のような足場を縫っていかな
ければならないからだ。
何度も死んでジャンプに慣れる事が必要になってくる。

 ちなみに下の画像で無敵になれたのがわかる。
ステージ4へ。



091117_2126~02.JPG

 ステージ4を右へ進んでいくと、入り口が見える。

 もう一つこのゲームでやらかしてしまいがちな罠。
普通に右に進めれば入れそうで、実は行き過ぎて落ちてしまう。
手前まで来て、小さいジャンプで少しづつ右へ。
そっと落ちることで、ようやく入り口へ入ることが出来る。
25ステージへ。



091117_2128~01-1.JPG

 25ステージでは、アイテムの「時計」を取れる。
時間が進むのが遅くなる。

 ちなみに、ここでから隠し扉の連続で一気に進むことになる。
用意された左の空いた扉ではなく、自分が来た扉の隣に、隠し扉
があるのでそちらへ。 41ステージへ。



091117_2130~01.JPG

091117_2130~02.JPG

 41ステージ。
出てきた扉の隣に、隠し扉。
こういうのって、ノーヒントで分かるものなのだろうか?
そんな理不尽に気を留める暇も無く、94ステージへ。



091117_2132~02.JPG

091117_2134~02-1.JPG

 94ステージ。 画像では分からないが、画面全体がフラッシュ
していて目がチカチカする。
おそらくまだ、テンカンの問題が起きる前なので、こういった
演出が平然とされていたのだと思われる。

 右へ進むと、崖っぷちに隠し扉。
普通にボムを爆発させると死ぬので、うまくタイミングとって
ジャンプで避ける。 97ステージへ。



091117_2137~01.JPG

091117_2137~02.JPG

 97ステージ。
一見、どうするの? と戸惑うと思うけれど実は上へ。
上へ登るとウィンは画面外。 
見えてはいないいけれど左上に居て、ここから思い切って左へ
ジャンプすると!!



091117_2138~02.JPG

091117_2139~01.JPG

 ジャンプすると、先には雲が。
雲をさらに左へ進んでいくと扉が見えた。
なんとこの先が、夢にまで見たファイナルステージ!!



091117_2139~02.JPG

 ついに最終面。 この先には一体何が待っているのか!!



091117_2140~02.JPG

091117_2141~01.JPG

 いきなり、壁の顔から火の玉攻撃。
激しすぎる攻撃も、無敵を持っているので無問題。
その先には、見覚えのある人と宝石が!?



091117_2141~02.JPG

 宝石を取ると、ようやく師匠を救出成功。
なんと師匠は一揆のキャラの「ごんべえ」だった!!
まさかこれが、アトランチスの謎なのか?(汗)


091117_2147~01.JPG

 実は、師匠を助け出してもゲームは終わらない。
さらにゲームを進めていくこと、20ステージへ。
ここには、意味有りげなモアイ像と謎の文字。
実は、こちらがアトランチスの本当の謎。



091117_2148~01.JPG

 キーワードには「NAGOYA」とある。
数字に直すと「758」
実はこれ、モアイ像の上で数字の数だけボムをピラミッドに向けて
投げることで解くことができる。
左の像で7回、中央で5回、右で8回ボムを投げることで、
もう一つのファイナルステージへワープする。



091117_2150~01.JPG

091117_2150~02.JPG

 ここが、もう一つの最終ステージ。
壁の顔を通り過ぎると、なんとボーナスで400万点ゲット。
これがアトランチスの謎だったのか。

 そして扉から出ると、ピラミッドからの脱出となる。
結局、ゲームは終わることは無いのだけれど、ようやくこのゲーム
をちゃんと終えたように感じた。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 アッと言う間に進めてしまったのだけれど、このゲームは
ネタが分かっていれば、ほんの十分程度で終えてしまう。
もちろんステージは多数あるので、そのずべてを堪能したければ
ずっと潜っているのも良し。



 ただ、このゲームはやはりマリオを超えることは出来なかった。
やはりゲームの作りこみが甘いと言わざるを得ない。

 100ものステージがあるにもかかわらず、絶対に行くことの
出来ないステージがあったりするのも、おそらく途中でステージの
繋がりを複雑にしすぎて投げてしまったのだと思える。
「謎」にしても、今にしてみれば肩透かしではある。

 ただ、なぜかこのゲームは記憶に残っているのが不思議で
しかたがない。
コンセプトや世界観が、当時の子供にとってはとても魅力的で
あったのかもしれない。
製作者の投げっぱなし感や、操作の難しさなども、記憶に焼き
つく要素だったのかもしれない。

 必ずしも、ゲームとは面白さが全てではないということ
なのだろうか。
もちろん、このゲームがつまらない訳ではないけれど、少なくとも
このゲームよりも面白かったゲームは多数ある。
しかし、そんな中で埋もれずに記憶に残るというのは、実は
凄いことなのではないか。

 ゲームとしての「面白さ」よりも「個性」が勝った珍しい
パターンなのではないかと思う。
個性を磨くことで、十分に魅力を引き出すことが出来るという事を
このゲームは教えてくれているのではないか。
大げさなではあるが、そんな教訓めいた事を感じつつ、十何年か
ぶりの肩透かし感に浸ろうと思う。
 


人気ブログランキングへ




posted by び〜えむ at 22:44| Comment(2) | アトランチスの謎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
『アトランチスの謎』に、ファイナルステージがあるなんて…。
恥ずかしながら、当時の僕は100面到達で満足していました…。
Posted by 僕。 at 2009年11月21日 13:59
>僕。さん
 当時は、キーワードをはがきで送るとプレゼントが貰える
キャンペーンとかもやってたらしいですね。
でもその先があるというのは、なかなか誰にも分からなかった
のかなと。
ちゃんと終わりがあるかないかで評価も変わりますよね。
Posted by びーえむ at 2009年11月21日 21:30
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。