2010年05月16日

筋書きの無いドラマ スパイVSスパイ



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 スパイVSスパイは、ケムコから1986年にファミコンに
移植された対戦型アクションゲーム。

スパイの「ヘッケル」と「ジャッケル」2人の産業スパイが
設計図を奪い合い盗み出すのが目的で、完全な1対1の対戦型
のゲームとなっている。

ただ、その盗み出す過程において様々な事ができるのが
このゲームの特徴と面白さであり、2人対戦ではやれる事の
多さから戦略性が生まれ、ファミコンと侮れない頭脳戦と化す。

当時には珍しく、上下に画面が独立して別れていてお互いの
行動を同時に見ることが出来る。
自分の行動も相手の行動もお互いが見えているので、いかにして
カモフラージュするのかがポイントだ。

相手を常に警戒しつつ、相手を罠にハメるというゲーム性は
子供にとっては喧嘩になるのが当たり前な仕様。
最後の最後まで気が抜けないスリルと疑心暗鬼が、このゲームの
最大の魅力だろう。


 ◇ ◇ ◇ ◇


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 ・ 目的

 最終目的は、「設計図、パスポート、金、鍵」の4つの
アイテムを探し出し、出口に辿り着く事。
これによって勝者が決まる。
対戦型なので、逆にそれを相手にやらせないのも同時進行で
行わなければなら無い。

 アイテムは、各部屋の様々な場所に隠されていて、モノを
空けたりどかしたりして探すことになる。
 アイテムは基本的に1個しか持つ事が出来ないが、「カバン」
を手に入れることによって4つのアイテムを持つ事が出来る。
カバンを手に入れるまでは、アイテムを常に持ち歩くか
一時的にどこかに隠すことになる。



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 ・ 罠

 アイテムを探す行動や、部屋移動のドアに罠を掛けることが
できる。
罠の種類は、「ダイナマイト、スプリング、硫酸バケツ、爆弾」
それぞれを回避するアイテムもあるので、罠が分かっているなら
回避することは可能。
ちなみに、自分がかけた罠に自分もハマる。自爆に注意。

 罠に掛けられて死ぬと、持っていたアイテムはその部屋に
散ることとなるので、すぐに駆けつけてアイテムを奪う。

 例えば、相手が隠しておいたアイテムを奪っておいてから
その場所に罠を仕掛けておく。だったり、脱出する部屋に入る
ドアに罠を仕掛けて置くなりと、やり方は色々とあると思う。
相手に話しかけたりして気を散らせておきつつ、こっそりと
罠を仕掛けるいう小賢しい手も有効だ。 


 ・ 戦う

 お互いが同じ部屋で遭遇した時にバトルとなる。
アイテムで「コンボウ」と「ナイフ」があって、ナイフを持てば
ほぼバトルには負けない。
初期段階でナイフを持てれば、かなり優位に立つことができる。
相手はバトルを避けつつ行動しなければならなくなる。

 基本的には、 ナイフ > コンボウ > 素手
となっていて、バトルで死んだ方はアイテムをその部屋に散らす
と同時に30秒のペナルティーを科される。

 例えば、逃げ惑うフリをして追いかけてきた相手を、ドアに
硫酸バケツで仕留めるなど、意外と冷静に対処することもできる。


 ・ マップを憶える

 これはどちらかというと各自の戦略の為に必要なこと。
マップの作りや部屋の配置を憶えておかないと、相手がどこに居て
どこでアイテム隠したなどの把握が出来るかどうかで、かなりの
有利さが違ってくる。
マップの作りは是非とも憶えておきたい。



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 全てのアイテムを揃えて、出口に向かうと見事に脱出で
ステージクリア。 対戦ならば、勝ち負けが確定する。

この飛行機が飛び立つ画面を眺めつつ相手を罵るのがこのゲーム
の楽しいところでもあり、ムカつくところでもある。
そして、負けた方が「もう一回!!」と再戦を挑むループが
始まるのである。
このゲームほど負けた時にスッキリしないゲームは無い。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 最初から対戦がメインのゲームは、当時はあまり無かった
ように思う。
プレイヤーにできる事を多くして、シチュエーションをポンと
提供して、あとは勝手に遊んでねとばかりに突き放す。
製作者に決められたシナリオを沿うのではないから、時として
想像もしない結末が生まれる。


このゲームは、他のゲームのように勝ちパターンのゴリ押し
ではコンピュータには勝てても対人では勝てない。
どうしたら勝てるのか、相手の行動の癖を観察したり、戦略や
方法論を模索する楽しさ。
いわば自分で何かを作っていく楽しさがこのゲームにはある
ように思う。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 今やっても十分面白いし、分かっている者同士でやると
本当に今でも白熱するゲームだ。
子供の頃には分からなかった魅力が、大人になって理解できる
という事は良くある事で、きっとファミコンソフトの中には
埋もれてしまった名作も多数あるんだろうなぁと思う。

そんな、埋もれてしまった宝探しをする感覚でファミコンを
引っ張り出してくるのもまた楽しい。
大人になってもゲームに夢中になってもいいじゃないか。
今やテレビゲームは、コミュニケーションツールでもある。
それが新しいとか古いとかは関係無い。
どこかで繋がれるモノがある限り、ゲームは永遠に楽しいモノで
あるに違いない。

 

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posted by び〜えむ at 23:54| Comment(2) | スパイVSスパイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なつかしいですね^^

これ、弟とかなりやり込みました。
そして、ケンカもよくやりましたねw

いくつか、マップがあったと記憶してますが、いつも一番簡単なマップでやることが多かったと思います。

ナイフは、強力すぎるんで、対戦では禁止にしていたこともありましたね。
ただ、負けがこんでくると、その禁を破ってナイフでボコボコにして、またケンカをするとw

このゲームのおかげで、いかに相手を陥れて、自分が優位に立つことを教えてもらった気がします(^^;
Posted by ぴの at 2010年05月22日 16:47
このゲーム、部屋数多いところの方がすごく戦略的
なんですよ。
もう忘れましたが、待ち伏せとか、部屋のつながりを把握して閉じ込めるとか。
とにかく色々な罠を考えましたw

今度来店された時に、また語りましょう。
お持ちしてます。^^
Posted by びーえむ at 2010年05月23日 00:56
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